医師臨床研修について
歯科医師臨床研修医募集について

 

半田病院 看護局へ

 

面会時間について

 

 

 

Facebookページのご紹介
半田病院Facebookページ運用規定

 

院長への手紙

半田病院に対するご意見・ご質問を
お聞かせ下さい。


かかりつけ医を検索いたします。


当院が紹介されています。

 

お知らせ

がん診療への取組について
専門医(後期)研修について
医療費滞納者の方へ
クオリティ インディケータ(QI)
半田病院データ集


病院事業経営の改革

将来計画及び第2次改革プラン
半田病院経営評価委員会

 

リンク

半田市公式ホームページ
半田常滑看護専門学校

 

新年のご挨拶

いしだ よしひろ
病院長 石田 義博

 明けましておめでとうございます。

 昨年、海外では6月に国民投票によるイギリスのEU離脱の決定があり、アメリカでは新大統領がトランプ氏に決まるなど、これまでの常識ではありえないであろうと思われていた事態が次々に起こっています。また、お隣の韓国では突然の大統領への激しい非難と退陣要求で国内が急に騒然となりました。もとより災害は予測できませんが、政治の世界も先を読むことは難しいようです。

 しかし、確実に予測ができるものとしては日本の少子高齢化の急速な進展があります。これによる生産年齢人口の減少と高齢者の増加による医療・介護費用の急激な増加は今後の私たちの生活に大きな変化を確実にもたらします。国はこの事態に対し、医療を効率化し、入院を最小限にとどめ、できるだけ在宅で療養できる体制づくりを進めています。それが、地域医療構想と地域包括ケアシステムです。地域医療構想は将来の医療需要を予測し、効率的な医療提供体制を整備していく計画です。また、地域包括ケアシステムは、「医療・介護・予防・住宅・生活支援」の5つのサービスを通じて、要介護や独居の高齢者でも住み慣れた地域で暮らせる社会を作るものです。

 医療の効率化は各医療機関が高度急性期、急性期、回復期、慢性期などのうち得意な医療機能に特化し、それらが互いに連携することによって行われます。その結果、比較的長い治療期間が必要な病状では一つの医療機関で最後まで治療を行うことはできず、病期に応じて複数の医療機関で継続して治療を行うことになります。半田病院は知多半島医療圏における高度急性期、急性期の役割を担っており、今後さらに高度急性期、急性期の医療に機能分化が進められることになります。このため、半田病院での急性期の治療を終えたら、早期に回復期などの医療機関への転院や自宅への退院が必要となります。また、外来受診も緊急を要する場合を除いてはまずかかりつけ医を受診していただき、必要に応じて半田病院などに紹介をいただくこととなります。改正医療法では「国民は、良質かつ適切な医療の効率的な提供に資するよう、医療提供施設相互間の機能の分担及び業務の連携の重要性についての理解を深め、医療提供施設の機能に応じ、医療に関する選択を適切に行い、医療を適切に受けるよう努めなければならない。」とあります。限られた医療資源を有効に活用するためにも、医療機関の利用方法が変わりつつあることを地域の皆様にもご理解いただきますようお願い申し上げます。

 昨年の日本における災害としては、4月に熊本で、10月には鳥取で大きな地震がありました。日本中どこでも大きな地震で被災する可能性のあることを改めて思い知らされました。熊本の地震では建て替えが計画されていた熊本市民病院が被災して医療提供が不能となり、全入院患者の院外退避という事態になりました。半田病院も熊本市民病院と同じ頃に建設され、現在築後34年が経過し、老朽化による各種の問題を抱えており、新病院の建設構想が進行中です。当院も現時点で大震災に見舞われると、配管設備の破断などによって、医療提供ができなくなる可能性は否定できません。そのために、できるだけ早期に免震構造の新病院を建設し、近い将来に発生が危惧されている南海トラフの巨大地震の際にも地域の皆様の医療の砦としての機能を果たすことができるようにする必要があります。早期の新病院建設に向け、市民の皆様のご理解をお願いいたします。

 新しい年を迎え、当院は知多半島医療圏における唯一の三次救急医療機関として、良質な急性期医療を提供できるよう更に頑張りますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

平 成 29 年 1 月 
病院長 石田義博